医療安全管理室

医療安全管理室は、病院長直属の病院全体の安全管理を担う部署として医療安全推進活動に取り組んでおります。医療安全管理指針をもとに、すべての職員が、医療安全について自分事として考え、医療現場から積極的に取り組むよう、現場の医療安全に対する意識を高めています。

医療安全管理のための基本的考え方

当院は、安全で質の高い医療の提供には、各職員の不断の研鑽が必要であると同時に、高度化・複雑化する医療環境において、個人の努力のみに依拠する医療事故防止には限界があり、組織的な安全管理体制が不可欠であると考えています。そこで、当院では、職員一人ひとりが、また、各部署それぞれが、安全な医療の実践に真摯に取り組むと同時に、病院全体が包括的に医療安全を管理し推進していきます。
「医療安全管理指針」PDF

身体的拘束最小化に向けた取り組み

身体的拘束最小化に向けた取り組み PDF
 当院では原則として身体的拘束を行わない方針としております。身体的拘束は、患者さまの生活の自由を制限することであり、患者の尊厳ある生活を妨げるものであるため、患者さまの生命または体を保護する緊急やむ得ない場合に限り、患者の尊厳と主体性を尊重し、拘束を安易に正当化することなく、職員一人ひとりが身体的・精神的弊害を理解し、身体的拘束を最小化にする様に努めています。

■ 身体的拘束実施率
  令和8年2月 令和8年3月 令和8年4月
実施割合 5.4% 6.6% 7.9%

カスタマーハラスメント対応

カスタマーハラスメント対応 PDF

良好な医療提供体制を維持することをもって安全な運営を確保するためには、患者さんやご家族などからの正当な苦情や、ご意見・ご要望は、大変重要な資源であると考えています。一方で、職員に対する誹謗中傷、自己中心的で理不尽な要求や悪質なクレームなどの迷惑行為事例が見受けられるようになりました。
このような行為から職員を守ることも持続的に医療を提供するためには不可欠と考え、カスハラに該当する言動があった場合には、方針に則り毅然とした対応をさせていただきます。皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

障害者・高齢者虐待防止

サービス提供にあたって身体的、精神的な虐待が起きることのないよう、指針を定め、全ての職員が指針に従ってサービスを提供しています。
入院中、職員の対応に関して虐待などのご心配がある場合には、遠慮なくお知らせください。病棟責任者または医療安全管理者が相談をお受けします。


患者さん・ご家族へ安全対策のご協力のお願い

患者さんやご家族も医療チームの一員です。医療の安全を守るため、以下について患者さん・ご家族のご理解とご協力をお願い致します。

誤認防止対策(患者さんの間違いを防ぐため)

・本人確認のために、入院中はリストバンドの装着や姓名を名乗っていただくようご協力をいただいています。
・診療、検査、注射、処置、お薬を飲んでいただく時などお名前を確認し、患者さんの間違い・薬剤の間違い防止に努めています。

アレルギーについて

過去にアレルギーを起こした「薬剤」「食べ物」についてお伝えください。

転倒転落予防について

入院中は、環境が変わる上に、筋力・体力の低下から予想以上に転びやすい状況になります。必要に応じてベッド周囲の工夫や部屋の移動などを行うことがあります。また、スリッパの使用は控え、シューズなどの準備をお願いします。

カスタマーハラスメント行為

院内において、次のような暴言・暴力・迷惑行為があった場合、退去を命じます。応じていただけない場合は警察介入を依頼します。また、当院が悪質と判断した場合には、弁護士を含む第三者に相談のうえ、厳格に対処いたします。
例として次に挙げるような行為を当院は拒否します。

  1. 大声による罵倒、暴言またはにらみつける、立ちはだかるなどの威圧的な言動等により、他の病院利用者や病院職員に迷惑を及ぼすこと(尊厳や人格を傷つけるような行為)
  2. 来院者および病院職員に対する暴力行為、もしくはその恐れが強い場合
  3. 解決しがたい要求を繰り返し、病院職員の業務に支障をきたすこと(必要限度を超えて面会や電話等を強要する行為等)
  4. 病院職員へみだりに接触すること、卑猥な発言などの公然わいせつ行為及びストーカー行為をすること
  5. 正当な理由もなく院内に立ち入り、長時間とどまること
  6. 医療従事者の指示に従わない行為(飲酒・喫煙・無断離院等)
  7. 病院側の了承を得ず撮影や録音をすること
  8. 謝罪や謝罪文を強要すること
  9. 院内の機器類の無断使用、持ち出し、または器物破損行為
  10. 宗教への勧誘および政治活動を行なうこと
  11. 許可なく営利を伴う営業行為を行うこと
  12. 一方的な主張等で長時間(30分以上)の電話や明らかに不要な複数回の架電反復により、病院業務に支障を与えること
  13. その他、医療に支障をきたす迷惑行為