患者様の権利と責任について

患者様は、「患者中心の医療」の理念のもとに、人間としての尊厳を有しながら医療を受ける権利を持っています。
また、医療は、患者様と医療提供者とがお互いの信頼関係に基づき、共同してつくり上げていくものであり、患者様に主体的に参加していただくことが必要です。
地域の皆様の生命と健康を守ることを使命とする さくら病院は、このような考え方に基づき、ここに「患者権利7ケ条」を制定します。
さくら病院は、この「患者権利7ケ条」を守り、患者様の医療に対する主体的な参加を支援してまいります。

さくら病院の患者様権利7ケ条

  1. だれでも、どのような病気にかかった場合でも、良質な医療を公平に受ける権利があります。
  2. だれもが、一人の人間としてその人格、価値観などを尊重され、医療提供者との相互の協力関係のもとで医療を受ける権利があります。
  3. 病気、検査、治療、見通しなどについて、理解しやすい言葉や方法で、納得できるまで充分な説明と情報を受け、治療方法を自分の意思で選ぶ権利があります。
  4. 自分の診療記録の開示を求める権利があります。
  5. 診療の過程で得られた個人情報の秘密が守られ、病院内での私的な生活を可能な限り他人にさらされず、乱されない権利があります。
  6. 納得できる医療を受けるために、医療に関する説明を受けても良く理解できなかったことについて、充分理解できるまで質問する権利があり、同時に治療の指示を守る責務があります。
  7. すべての患者様が適切な医療を受けられるようにするため、患者様には、他の患者様の治療や病院職員による医療提供に支障を与えないように配慮する責務があります。