いきいき公開セミナー

セミナー・イベントのご案内です。

いきいき公開セミナー

さくら病院では、医療に関する様々な情報を、各部門の専門スタッフから地域の方々に発信していきたいと考えています。
質問等にもできる限りお答えいたしますで、是非参加して日常生活での小さな疑問を解消してください。
ご参加お待ちしております。
セミナー予定

会 場 : さくら病院 本館3階 職員食堂
時 間 : 15:00 より(変更あり)

開催 予定日 テーマ 担当 講師
第218回 令和2年
1月22日
知って得する臨床検査の話 検査科 -
第217回 令和元年
10月29日
みんなに身近な糖尿病のはなし 糖尿病内科   河野智愛
第216回 令和元年
7月10日
それって夏バテ?
~隠れ脱水にご注意を~
栄養科 安部 陽子
第215回 平成31年
4月25日
MRI検査を受ける前に 診療放射線技師 中島 孝一
第214回 平成31年
1月29日
みんなでよかトレ体操 通所リハビリテーション -
第213回 平成30年
10月23日
今すぐできる「認知症予防」 神経内科 米良 英和
第212回 平成30年
7月19日
座ってできる肩こり解消法 - 藤田 明日香
第211回 平成30年
4月25日
外来でできる健康診断と予防接種 外来看護師 山本 愛
第210回 平成30年
1月18日
脳に刺激を与えよう!! 1内科 白石未来
看護師主任
セミナー内容
第218回 令和2年1月22日
知って得する臨床検査の話
検査科
第217回 令和元年10月29日
みんなに身近な糖尿病のはなし
糖尿病内科 河野智愛
第216回 令和元年7月10日
それって夏バテ?~隠れ脱水にご注意を~
栄養科 安部陽子
第215回 平成31年4月25日
MRI検査を受ける前に
診療放射線技師 中島孝一
第214回 平成31年1月29日
みんなでよかトレ体操
通所リハビリテーション
第213回 平成30年10月23日
今すぐできる「認知症予防」
神経内科 米良英和
第212回 平成30年7月19日
座ってできる肩こり解消法
藤田 明日香
第211回 平成30年4月25日
外来でできる健康診断と予防接種
外来看護師 山本愛
第210回 平成30年1月18日
脳に刺激を与えよう!!
1内科 看護師主任 白石未来
セミナー風景
 

知って得する臨床検査の話

開催日 令和2年1月22日
場所 さくら病院 食堂会議室
時間 15:00 ~
講師 検査科

 今回は、病院でうける臨床検査の中で採血による検体検査についてお話させて頂きました。 病院に来て採血をされることが当たり前になっていませんか? では、その採血で何が解かるのでしょう。 このセミナーでは、採血に使用する容器の紹介、その容器は目的によって選択されていること、そのため採血管の本数が数本になることを紹介した後で、この検査でわかる内容の説明と基準値についてご紹介しました。 体全体を回っている血液で、体のどこに異常があるのか、客観的に示された数値で 判断されますので、その項目の意味や特性を理解することが重要になります。 検査のことでわからない事がありましたら、お気軽に検査科スタッフにお尋ねください。

 

みんなに身近な糖尿病のはなし

開催日 令和元年10月29日
場所 さくら病院 食堂会議室
時間 15:00 ~
講師 糖尿病内科 河野智愛

 今回のいきいき公開セミナーは生活習慣病の一つ「糖尿病」をテーマに開催しました。糖尿病とは、インスリンの分泌が不足したり、働きが悪くなることで血糖値の高い状態が続き、気づかないうちに様々な合併症を引き起こす怖い病気です。
患者さんの数は日本国内だけでなく世界中で増え続けています。合併症を起こさない、進まないよう血糖値をコントロールして生活の質を保つことが治療の目標となります。治療は食事療法、運動療法、薬物療法がありますが、全ての基本は食事療法です。糖尿病になる前の予備軍やメタボリックシンドロームの方でも動脈硬化はすすんでおり、その原因として食後高血糖が注目されています。
高血糖になりにくい食べ方として、①おかずをしっかりとること②野菜→タンパク質→炭水化物の順番にとること③炭水化物の重ね食いをしないことを紹介しました。もちろん量とバランスを考えて食べることが大前提ですが、是非実践してみて下さい。
糖尿病は血液検査でわかりますので、血糖値の気になる方はかかりつけの医師にご相談ください。

 

それって夏バテ?~隠れ脱水にご注意を~

開催日 令和元年7月10日
場所 さくら病院 食堂会議室
時間 15:00 ~
講師 栄養科 安部陽子

 今回のいきいき公開セミナーは、「夏バテ・脱水症予防」をテーマで開催致しました。
夏バテとは猛暑が続いたり、長時間冷房の効いた部屋で過ごしたりすること(冷房によって汗が見られなくても乾燥により隠れ脱水になっている)により身体が気候の変化についていけなくなった状態のことを指します。
予防には、
①十分に身体を休めること
②十分な栄養を摂ること
③十分に水分を補給すること
の3つが大切です。
特に、水分補給を怠ると脱水症になるため注意が必要となります。
水分は1度に大量に摂るのではなく、回数を分けて少しずつ行うことがポイントです。
日頃から水分を摂ることを心掛けるようにして下さい。

 

MRI検査を受ける前に

開催日 平成31年4月25日
場所 さくら病院 食堂会議室
時間 15:00 ~
講師 診療放射線技師 中島孝一

 さくら病院では3人の診療放射線技師が、一般X線検査、CT、などのX線を使った検査のほか、磁力を使ったMRI検査を行っています。
MRI検査は被爆のない体にやさしい検査ですが、そのかわりに検査を受けるにはいくつかの注意が必要です。
検査を受ける前にしっかり確認してください。

 

みんなでよかトレ体操

開催日 平成31年1月29日
場所 さくら病院 食堂会議室
時間 15:00 ~
講師 通所リハビリテーション

 今回のいきいき公開セミナーは、福岡市保健福祉局地域包括ケア推進課が推奨する「みんなでよかトレ体操」を行いました。
「よかトレ体操」とは、今より10分体を動かすことで、生活習慣病予防やロコモ予防、 認知症予防につながるため、毎日の生活に+10(プラス・テン)の運動を取り入れ、健康寿命を延ばすことを目的としています。
当院の通所リハビリテーションは「よかトレ実践ステーション」に登録し、地域の方々の健康を提供する場になるように考えています。
よかトレ実践ステーション開催は、毎月第1週目の11時からです。
内容は、足元気体操や口腔体操、ストレッチなどもあり、気軽にご参加いただける内容となっていますので、是非とも御参加下さい。
また、「福岡市介護予防応援WEBサイト」でも視聴できます。御自宅でも毎日の体操に心掛けてください。

 

今すぐできる「認知症予防」

開催日 平成30年10月23日
場所 さくら病院 食堂会議室
時間 15:00 ~
講師 神経内科 米良英和

 平成30年10月23日に、今すぐできる「認知症予防」というテーマでセミナーを開催しました。
講師は神経内科の米良英和先生でした。男性10名 女性22名の参加がありました。
認知症の症状について詳しく話しがありました。
認知症の症状には、
①記憶障害:出来事をすっかり忘れて、ヒントがあっても思い出せない。昔の事は覚えている。
②見当識障害:自分の置かれた状況が分からない。時間・場所・名前が分からない。
③実行機能障害:今までできていたことが出来なくなる。
④その他:判断力、理解力、注意力が低下する。会話の辻褄が合わない。言葉数が少なくなる。
などの症状があります。
 認知症の発症を遅らせるためには、日頃から気を付けなくてはなりません。
認知症予防の4つの柱として、運動、栄養、生活習慣、知的活動があります。
運動すると、なんと半分も認知症になりにくいと言われています。
認知症になりにくい栄養には、緑黄色野菜、野菜ジュース(ビタミンB)、果物、魚介類特に青魚、ウコン(ターメリック)大豆類(イソフラボン)、緑茶(カテキン)、ココナッツオイル、クルミなどが挙げられます。
肥満、喫煙、糖尿病の方は認知症になりやすいと言われています。
日頃から気を付けて、認知症の予防をしましょう。
また、認知症かなと感じたら、神経内科、精神科、老年科、脳神経外科のある病院を受診しましょう。

 

座ってできる肩こり解消法

開催日 平成30年7月19日
場所 さくら病院 食堂会議室
時間 15:00 ~
講師 ヨガ講師 藤田明日香

 今回は、ヨガ講師の藤田明日香先生に「座ってできる肩こり解消法」というテーマで、参加者の皆さんとヨガ体操をしていただきました。
 一般的な体操とは違い、ヨガの呼吸法を取り入れた体操で身体に不自由のある方でも無理なく実践できました。
日本では、約3000万人が肩こりの症状を感じているといわれています。
普段の生活の中に、ちょっとした体操を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

外来でできる健康診断と予防接種

開催日 平成30年4月25日
場所 さくら病院 食堂会議室
時間 15:00 ~
講師 外来看護師 山本 愛

「外来でできる健康診断と予防接種」をテーマに、いきいき公開セミナーを開催しました。
①福岡市が実施する各種健康診断の内容や受診の方法
②がん検診(胃・大腸・前立腺)
③生活習慣病を予防するための日常生活での注意事項
④予防接種
⑤AICS (がんリスクスクリーニング検査)
⑥アルツハイマー病リスク検査
⑦LOX‐index(ロックス・インデックス:10年後の脳梗塞、心筋梗塞の発症を予測するもの)
健康診断は、生活習慣病を早期発見、予防するためのものです。
がん検診も同様に、早期発見・早期治療が重要であると言われています。
ご自身の健康管理のために、定期的に受けられることをお勧めします。
AICS (がんリスクスクリーニング検査)、アルツハイマー病リスク検査、LOX‐index(ロックス・インデックス)は、発症のリスク検査です。
発症の可能性があるという将来を予測し、早い段階で医療機関にご相談頂いたり、予防対策をとる時に役立てていただけたらと思います。
 多数のご参加を頂き、ありがとうございました。
何かご不明な点がありましたら、外来にお問い合わせください。

 

脳に刺激を与えよう!!

開催日 平成30年1月18日
場所 さくら病院 食堂会議室
時間 15:00 ~
講師 1内科 看護師主任 白石 未来

 2025年には65歳以上の5人1人は認知症を発症するといわれています。
認知症と物忘れの大きな違いは、物忘れは一部分を忘れることに対して、認知症は記憶が断片的になくなるとこです。物忘れはヒントがあれば思い出せるが、認知症はヒントがあっても思い出せないのが特徴です。
また、認知症になりにくい生活習慣として以下のものが挙げられます。
1、食生活:ビタミンE、イソフラボン、ポリフェノール、たんぱく質、EPAなどが有効
2、運動:週に3日以上、30~1時間のウォーキングを行う。
3、対人接触:人とよく話しをする。
4、知的行動:文章を書く、読む、ゲームをする。
5、睡眠:1日7時間の睡眠、30分未満の昼寝、起きてから2時間以内に太陽を浴びる
 認知症の発症を予防するには、毎日継続して、頭を使う、指を使うことが大切です。
セミナーでは参加者全員で、指体操を行いました。日頃から頭を使うことを心がけましょう。