ご挨拶

ご挨拶

さくら病院院長 江頭 省吾


 新しい年が始まりましたが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
 本年は年明け早々から能登半島地震、日航と海上保安庁の航空機事故、小倉商店街の火災と波乱に満ちたスタートでした。
しかし、年度が変わり新たな気持ちで地域医療に取り組まねばなりません。本年度は医療・介護・障害福祉の報酬が改定される、いわゆるトリプル改定が実施されます。また、医師の働き方改革も実施され、我が国における今後の医療の在り方変革に大きく踏み出すことになります。この改革に伴い当院でも新制度に対応すべく診療体制を変化させなければなりません。地域の先生方や住民の皆様には、当院でのこれまでの対応とは若干変化する可能性があります。何かお感じになられることがございましたら気軽にお問い合わせください。
 本年度の新たな取り組みとして、病院外部に医療や介護に関する相談や社会資源の活用方法など、相談助言に特化した「サロン」を開設する予定です。このサロンには地域のクリニックや企業も賛同いただき、非営利で運営する方針です。地元住民ばかりでなく民生委員や町内会、地域ボランティアの方も気軽に利用できる場にしたいと考えており、様々な医療資源に「つながる」をテーマとし、地域医療に貢献できるものにする方針です。  
 この様にさくら病院は地域の病院として、地域に役立つ機能を高めてまいります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

令和6年4月